不貞慰謝料を大幅に減額した事案

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事案の概要

依頼者の男性は、既婚者の女性と恋愛関係になり、何度か肉体関係を持ちました。
相手女性の夫に不貞関係が発覚した結果、相手女性は離婚することになり、相手女性の元夫が依頼した弁護士から依頼者に対し、高額な慰謝料が請求されました。

当事務所の対応

ご依頼をいただき、相手方代理人との間で慰謝料を減額するよう交渉を開始しました。
依頼者が相手女性と関係を持った経緯や、回数が少なかったことなどに加え、不貞関係を持った時点で、相手方夫婦の婚姻関係が破綻に近い状態であり、依頼者と相手女性との不貞関係が、離婚に寄与した度合いは低いことなどを主張しました。

その結果、当初請求されていた慰謝料金額から、大幅に減額した金額の支払いで解決することができました。

担当弁護士の所感

高額な慰謝料が請求された場合でも、状況によっては、慰謝料金額を大幅に減額して解決することが可能な場合もあります。
また、特に、相手に弁護士が代理人として就いている場合には、一般の方が有利な交渉をすることは難しいことが多いです。
高額な慰謝料を請求されている場合や、相手方に弁護士が就いている場合には、一度弁護士に相談されることをお勧めいたします。(担当弁護士 江幡賢)

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                                     掲載日2023年7月20日