別居の膠着状態から、依頼後スムーズに離婚が成立した事案

御依頼者様:女性 五十代

事案の概要

依頼者である妻は、夫と結婚して約30年経過した時点で夫と別居することになり、
別居期間約3年経過した時点で弁護士に相談にいらっしゃいました。
依頼者によれば、夫と離婚の話を進めようとしても、夫が話し合いに応じず、別居期間
中は全くと言っていいほど話し合いが進まない状態が続いているとのことでした。

弁護士の対応

依頼を受けた当初は、夫は、弁護士から郵送した書類も受け取らない状態でしたが、
その後、弁護士から夫への説明を繰り返し、理解を求めた結果、夫は、離婚に応じるとの態度を示すに至りました。
また、離婚に伴う財産分与を算定するための資料も、夫から提供を受けることができました。

結果

離婚に伴う財産分与については、妻が十分な金額を受け取る内容で合意に至ることができました。
依頼当初は、スムーズに離婚に至ることは難しく、離婚調停等を経て、解決まで長期間を要する可能性も高いと思っていました。しかし、結果として、依頼を受けてから3か月ほどの短い期間で離婚の合意に至ることができました。

担当弁護士の感想

当事者同士では離婚の話し合いが進まず、膠着状態となっている場合でも、第三者である弁護士が介入するとによって、離婚の話し合いが一気に進展することはよくある事です。
離婚の話し合いが進まなくてお困りの場合には、一度弁護士に相談になることをお勧め致します。
(担当弁護士 江幡賢)